山形のいしい腎泌尿器科クリニック

山形のいしい腎泌尿器科クリニックでは膀胱炎の治療ができます

膀胱炎は腸内細菌などが体内に侵入し膀胱が炎症を引き起こすことでなる病気です。

単純性と複雑性に分類でき、どちらも症状は排尿時の痛み・残尿感・頻尿・血尿などがあります。

膀胱炎と診断するには内視鏡などの検査は必要なく、尿検査を行うことで細菌や白血球の数値から判断することができます。

単純性は女性だけに発症し、基礎疾患がなく排尿障害や尿路の閉塞を伴いません。

治療は、腸内細菌に効果のある抗生物質を5〜7日ほど内服し、途中で症状が治まったり軽くなったりしても薬を飲み切ることが重要です。

途中で服用をやめてしまうと原因菌が残存し、またすぐに再発してしまうことがあります。

複雑性は基礎疾患や排尿障害を背景としたもので、男性は基本的に複雑性を発症します。

治療は、単純性のように抗生物質を服用するだけではなく、排尿障害が認められればその治療も同時に行います。

抗生物質を使用した治療で注意が必要なことは適正に使用することです。

使用方法を誤ると腸内細菌のバランスが壊れ下痢を起こしたり、女性では陰部のかゆみやおりものの増加などを引き起こすことがあります。

また、抗生剤を乱用することで「薬剤耐性菌」が増加し、尿路感染症の治療を妨げることもあるので注意が必要です。

早く治すためにも、抗生剤を服用する際は、自分で判断するのではなく医師の診断を受けてから適正に使用することが重要です。

TOP